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人間用です

昆虫食が流行っているので、本場ではおそらく廉価で入手できるはずという見込でネットを徘徊していて見つけた食材です。日本人向けに神経質に洗浄滅菌等せず現地でおそらく皆さんが食されているものが国内に輸入されておりました。

どこで売っているかは、興味があればご自身でお探しください。質問いただいてもスルーします。

 

亀さん達の食事として昆虫は嗜好性も高く、市場で入手できるものとしては、一般的に蟋蟀(生き、冷凍、乾燥)、ワーム類、ローチ類、エビ等(エビは虫)がありますが、いずれも飼育数が多いと全体へ行き渡る量を毎回確保するのは結構懐にきます。かといって自家繁殖はさらに時間がなくなりますし、維持供給をコンスタントに続ける自信がありません。

当初人間向業務用で物色しておりましたが、人様向けはさらに割高という状況です。

従前小エビが廉価であったため、給餌対象として利用しておりましたが、昨今の為替変動や物価上昇で出荷元が値段の折り合いがつかないということから取り扱いをおやめになられ、入手不可となりました。

 

そんななかで、昆虫食の本場のお国から日本に輸入されている食材を物色していて見つけたのがこの冷凍蚕です。

蚕の栄養価は次の通りです(AI調べ)

「AI による概要 蚕は非常に栄養価が高く、特にタンパク質が豊富です。オメガ3脂肪酸もマグロの16倍含まれており、ビタミンB2も豚肉の26倍含まれています。その他にも、グルタミン酸、イノシン酸などのアミノ酸や核酸が豊富で、健康食品としても期待されています。」牛肉よりも栄養価が高いとされている記事もありました。

ということで、うちの給餌メニューの定番となっています。

 

亀さん達への嗜好性は極めて高いです。

複数の餌を一緒に並べるとほぼ最初に食いつきます。よって、うちでは配合等を挙げた後に数匹程度を最後に与えています。

ただ、陸棲の亀さん達への嗜好性は高いようですが、水棲の亀たちはそれほどでもないです。

○○亀は食べますかという質問を受けることがありますが、正確に答えようとすると、個体によるということになります。

やはり、それぞれ別々の嗜好があるので、肉が好きな個体、虫が好きな個体、配合命みたいな個体がいます。

なので、うちと同じ種類の亀だとしても、これが好きなはずということではなく、色々試して、その個体の好き嫌いを把握される必要は長期飼育には必要と思います。

 

後日の排泄物をみてもワーム類のように殻が残っていたりせず、綺麗に消化されているようです。

概ね全体の食事量の2割以下となるように給餌しておりますが、過食による腹部の膨満や肥満等も今のところないので、良い食材と思います。

これだけ入っていて、私が入手しているサイトでは一袋1000円もしないため(冷凍便費用は別途かかりますが)、今後も継続して与えていく予定です。