入手できる海老には色々あって、うちではカンシャ等の乾燥海老とは別に冷凍海老を与えています。
海産と淡水産の海老が入手できるので、偶に与えています。
海産は冷凍桜エビかスジエビ、淡水産は川海老をそれぞれ入手して与えています。
塩分が気になるので、この頃は川海老が多いです。
与えるときは、事故防止で海老さんの角の部分(結構鋭利で指にも刺さって痛いくらい)や個体ごとの大きさを考慮して適宜カットしています。
私からみたら皆同じ海老なんですが、結構亀さん毎に好みが分かれます。
種類ではなくて個体ごと結構違います。
ナガクビ系の亀さん達は概ね桜エビが大好きです。桜エビ自体さほど大きくないため、喉に詰まることもなくのどごし良く結構召し上がっています。
ハコガメ・ミズガメさん達は、住んでいる場所でなじみ深いのか川海老は好評です。特に加工せずそのまま解凍したものをそのままケージに入れておくと、上手に足の付け根部分から食べ始め、綺麗に食べ尽くします。
桜エビは川海老よりも小型で柔らかいので食べやすそうなのですが、1匹2匹は食しますが、積極的には食さない個体が散見できて、これはこれで興味深いです。
なお、まったく別件ですが、汽水ガメ(テラピン)に淡水産の海老を与えるときは注意が必要です。
というのも、淡水産の海老には病原菌が残っている場合が多く、冷凍ではなく生きている海老(餌用モエビ等)を汽水ガメに与えるとシェルロットの原因となる場合があります(経験済)。
汽水ガメを塩分なしの真水で飼育していたり、活き海老(淡水産)給餌に水替えを怠ると、シェルロットを引き起こすことがあります。
対策としては、
・汽水で飼育する
・給餌は別のケースで行う。
・給餌後は水替えを行う(全換水及びフィルター清掃)
が考えられます。
シェルロットになると完治は当然として、その後生体が綺麗になるまで数年以上かかることがありますので、やはり原因となる淡水産の海老の給餌はやめた方が良いというのが個人的な結論です。
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